2016年11月26日土曜日

11月26日の太陽です

最近は木星優先の撮影をしていたので、平日の太陽撮影がほぼ無し。休日に晴れればいいのですが、これまた天候不順を理由にズルズルと・・・でしたが、今週末は久々に晴天に恵まれたので、朝から木星+太陽撮影と全開でした。ただし、木星は明け方に湧いてきた雲の襲来で、ほとんどまとまなフレームが稼げず残念な日となりました。
太陽は活動の衰退期に移行しつつあり、ここ最近は無黒点かあってもゴマ粒のようなものばかりでしたが、今朝は東に気持ち大きめの2612群が見えていました。黒点脇の活動域が印象的です。
また、大きくはないのですが、プロミネンスがいくつか見えていました。
話変わって、150mmのHα鏡筒はよくよく調べてみると光軸がずれずれでした。先端のカバーを外すと光軸調整用の押し引きネジが見えたので、ちょっと回してみると6本ともユルユル。こりゃ光軸は合わないわけだな。流石、アメリカン。ネットで屈折望遠鏡の光軸調整方法を調べて、格闘すること1時間(ぐらい)。それっぽいところまでいきました。この日の撮影は、そのテストも兼ねています。しばらく継続してみないとなんとも言えませんが、前より酷くなっていることはなさそうです。

2602黒点群周辺
2016/11/26 AM7:56:15(JST) + 30sec
ISTAR Optical 150mm(F10) H-Alpha 
PST Etalon (<1Å) + 150mm Yellow Filter + BF15
ASI290MM(B/W), Televue Coronado CEMAX 2x


2016年11月8日火曜日

11月6日(JST)の木星

最近は、けっこう早起きして撮影しているのですが、以外と雲が多くて外れが多いです。そんな中、直近の撮影では、この日が一番まともでした。なんだ半ボケ? と思うかもしれませんが、最近は模様が出てきただけラッキーと思うようになりました。それほど状況が悪いです。ちなみに、今朝は珍しく朝方まで天気が保ったのですが、シーイングは相変わらず酷い状況でした。もろん低空なので気流によるシーイングの影響が大きいのですが、それ以外の要素として、鉄塔の影響が大きいようです。我が家の東南東には送電用の鉄塔があるのですが、ちょうどこの時間帯に、木星がその中を通過していきます。鉄塔なのでスカスカなのですが、それでも気流の乱れや口径食などを引き起こしますから、無いのにこしたことはないのですが。この傾向はしばらく続き、その次の難関が隣家のアマチュア無線用のアンテナ! これはもう目の前。11月後半ぐらいから影響が出そうです。視界が良くなったとは言え、そこは東京。惑星見るのも簡単ではないです。(^_^)v