2013年7月16日火曜日

7月15日の太陽


(7/16 画像追加)
1791黒点です。ニョロっと立ち上がったプロミネンスが印象的でした。


BORG 125mmSD、Daystar-ION (0.7Å)
Powermate 4x, BFLY-PGE-05S2M(B/W)
30msec-20sec(200frames to stack)×2pics

15日の太陽撮影も暑かった・・・。その後、バイクで会社まで行きましたが、さらに熱かった。直火なので、気温計は43℃。エンジンの熱と交わって、コタツの強のような状態です。車で行けばよかった。
この日も、大きめのプロミネンスが見えています。静穏型のこのプロミネンスは、ここ何日も楽しませてくれます。今回、画面右側には、軟体生〇を彷彿させる独特の形状のものが見えました。ガスが渦を巻いて、チューブ状になっているようにも見えます。残念なのは、これまたフレーム毎に解像度が異なる点でしょうか?そこそこ雲もあったので、フレームが稼げませんでした。
太陽面に、東から新たな黒点1793群が出現しています。規模は、さほど大きくなさそうです。
今回のCaK画像は、DMK51で撮影しています。チップサイズが大きいので一発で撮影できますが、この日は、後半シーイングが酷くなり、この程度の拡大撮影でも波打っていました。マルチスタックをすると、端が波波になってしまうので、久々のシングルスタックです。全般的に解像度が甘くなりますが、きれいな丸になりました。


PST-CaK(40mm fl=400mm)
DMK51AU02、30sec

4 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

炎に様なプロミネンスは14日のプロミネンスと同じ南極部のものですか?
14日の画像よりかなりシャープな写りですね。
右側のプロミネンスは尾びれのある魚の様にも見えますね。
CaK画像、確かにシーイングの悪さを感じます。

@hasyama さんのコメント...

14日と同じ、南極近くのプロミネンスです。この日も雲が多くて、撮影できたのは10時過ぎからでした。後半のシーイングは酷いもので、まさに陽炎越しの風景です。太陽熱での気流の影響もあったのかもしれません。後半のCaK撮影時は、カメラが熱くて触れないぐらいでしたから。でも、昨晩から少し気温が下がって、ほっと一息つけましたね。でも、今週は忙しいので、土星は無理そうです。

ER34 さんのコメント...

おはようございます。プロミネンスの像もすばらしいですが、黒点とその周辺像もダイナミックで迫力ありますね。CaKの件、良く分かりました。大気散乱と分散を混同していたようです。いつも色々教えて頂き、勉強になります、ありがとうございます。ところで、以前の記事のコメントで「とある理由で過去の履歴を調べたのですが」とおっしゃっていましたが、その「とある理由」の部分を知ることができました。hasyamaさんのすばらしいバックグラウンドや、これまでの撮影に関する創意工夫をより詳細に知ることができ、再び驚くと共に敬服しております。

@hasyama さんのコメント...

ER34さんへ
某雑誌の、怪しい記事をお読みになったのでしょうか? 望遠鏡の台座に植木鉢を使用していることなどがばれてしまい、お恥ずかしい限りです。実際は、もっとあれこれ言っていたのですが、かなりの部分はカットされてしまいました。現在メインで使用しているこの望遠鏡ですが、だいぶミラーが汚れてきたので、明日洗浄する予定です。私の庭からでは、土星はもうそろそろ終わりです。木星の撮影の準備を開始します。